お寺の教え




弁栄庵六祖の教「如来光明三昧道」

👆 写真をクリックすると詳細が表れます


弁栄聖者・山本空外上人 / 松並松五郎師「如来光明三昧道」

 法城寺は弁栄聖者の教え「光明主義」を頂くために建てられたお寺です。但し碧南という地はミオヤの光明の土徳ある地で、浄土真宗の蓮如上人や西山浄土宗の念仏上人、浄土宗の徳住上人や家康公等の陰ながらの護念が満ち溢れているように、本物の光に目覚めさせようとする大ミオヤの御働きが満ち満ちている土地でもあります。近代の宗教改革者の代表的な二人、浄土宗の弁栄聖者に大病を通して大ミオヤの十二の光の働きを教えられたのも、碧南で終焉を迎えた浄土真宗の清沢満之師に、自力の無効を覚らせ、生かされるいのちの光に乗託することを教えられたのも、此のミオヤの光が土徳となって小我の闇を照らし出された事によるのです。

 聖者の教えは、大ミオヤのいのちの根源の働きそのものに手を合わせ直参すると、如来光明三昧に照らされて自然に深く理解することが出来ます。

 大ミオヤの一人働きに気付かれた一人である昭和の妙好人、松並松五郎師の言葉もまた、実際のミオヤの光の働きそのものに立脚し、“此方側から彼岸へ向かおうとする方向性はすべて無力であり、-例えば呼吸はどんなに意識的に努力しても、此方側の力だけで続け得ることが出来ないように-   あくまで彼方から向けられた働きそのもの”、   その一人働きを褒め称(たた)える大ミオヤへの讃歌であります。松五郎師の語録を通し聖者の教えを受け取ると大悲の意味を知り得るのす。親を慕う子の想いというものは、実は、それ以上に深くて大きい、子を想う親の慈悲の姿に触れ得る時初めて生じるのです。そして自然と菩提の心(ミオヤを慕う欣求浄土の心)が起こり得るのです。聖者の教えを理解する上で、この松五郎語録は大変有用です。

 法城寺では、松並松五郎語録を通したすべての人々に平等に開かれた教え・一人漏れなく歩める道を提唱し、また山本空外上人の無二の教えを受け、生かされる命のおかげを拝んで如来の御はからいのままに如来光明と一つになる道を提唱して、「如来(の側からの)光明三昧道」と称しています。

 聖者曰く「宇宙の真理はことごとく十二光によりて尽せり。よって如来光明三昧をもって主義とし奉るなり。三世諸仏はこの光明によりて成仏し給えり。一切の聖賢はこの霊徳によりて得度し給えり。そののち寝てもさめても光明三昧にて、この光明を総表するものは南無阿弥陀仏にて候」

弁栄聖者「如来光明三昧道」

👆 写真をクリックすると詳細が表れます 

松並松五郎師「如来光名三昧道」

👆 写真をクリックすると詳細が表れます  


弁栄庵 御朱印 

弁栄聖者の描かれた書画を元に、弁栄庵法城寺のみ教えを御朱印カードに致しました。

👆 写真をクリックすると詳細が表れます   

👆 写真をクリックすると詳細が表れます   

父母恩重経