名号来迎図之朱印

弁栄聖者は名号を、そこに実際に在ます生きたオヤ様として拝んでおられました

名号 即 阿弥陀来迎

弁栄聖者の図と松並松五郎師の教え

あなたは耳が聞こえませんのですか。それでは、南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏と ずっとあなたや私を呼んでござったのが聞こえませんでしたか。助けるぞよ南無阿弥陀仏 ここにおるぞや南無阿弥陀仏と呼んでござる声が聞こえませんでしたか。

降り灌(そそ)ぐ 南無阿弥陀仏  一声ごとに  迎えに来たぞの お喚び声

弁栄聖者の名号来迎図

弁栄庵 法城寺

南無阿弥陀仏

佛陀禅那(弁栄)

【 応声即現  (善導大師『観経疏』)】

 称名は、声に応じて如来より来たりたまうのである。

(弁栄聖者)

弥陀がナムアミダブツの名号と成りきって、堕ちると見込んで下された私に、「お前を迎えに来た」「逢いに来た」「連れに来た」、弥陀直々の迎えでも物足りぬか

呼びづめ、立ちづめ、招きづめ、弥陀が焦がれて逢いに来た、その御姿がナムアミダブツ